トップ > 舌側矯正が有効な歯並びは?
舌側矯正が有効な歯並びは?
- (1) 上下顎の前歯が前にでている歯並び(上下顎前突) 》
- (2)下の前歯が上の前歯にかぶさりすぎて見えない歯並び(過蓋咬合) 》
- (3)上顎の前歯または歯列全体が前に出ている歯並び(上顎前突) 》
- (4)歯と歯の間に隙間がある歯並び(空隙歯列) 》
舌側矯正は歯の裏側に矯正装置をつけることによって、表側に装置をつける場合とは異なる歯の動きが可能となります。
(1)上下顎の前歯が前にでている歯並び(上下顎前突)
前歯をひっこめる必要のある歯並びでは犬歯から犬歯6本をまとめて奥に移動させていくため、移動が早い場合がある。また歯の表側に装置がないため、口唇の変化がわかりやすい。

(2)下の前歯が上の前歯にかぶさりすぎて見えない歯並び(過蓋咬合)
歯の裏側に矯正装置をつけることによって、装置と下の前歯が当たることによって 下の前歯が圧下されやすく、臼歯が挺出されやすいため、かみ合わせを浅くする必要がある歯並びには有効です。


(3) 上顎の前歯または歯列全体が前に出ている歯並び(上顎前突)
上の歯列だけを小臼歯の抜歯治療で引っ込める必要のある歯並びでは犬歯から犬歯の6本をまとめて奥にひっこめることができる舌側矯正治療では治療しやすい。

(4) 歯と歯の間に隙間がある歯並び(空隙歯列)
隙間のある歯並びはかみ合わせが深い歯並びであることが多いため、上記の理由で舌側矯正治療が有効です。

(5) 奥歯が咬みあっていない(鋏状咬合)

